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形式:ポスター発表のみ(掲載発表件数32件,内,次の2件◎30316004伊藤友紀,◎30316015佐野雄紀は,教育実習のため後日12/16発表)………………………………………………………………………………………… (各人のオブリゲーションタイムは,発表者あたり30分×2回 計60分)…………………………………………………………………………………………………………………….第1ラウンド・15:00〜15:30(学籍番号が奇数の学生)●30016011 黒坂宏紀 ●30316003 石上裕介 ●30316005 内山晴代●30316007 大塚健仁●30316009 長田賢典 ●30316011 川井恵美子 ●30316013 倉田麻美子●30316017 柴田ふみ●30316019 新名友美 ●30316021 鈴木貴晴 ●30316023 谷村麻由子●30316025 冨田智恵●30316027 松下舞衣 ●30316029 安田真弓 ●30316031 吉井圭吾…………………………………………………………………………………………………………………….第2ラウンド・15:30〜16:00(学籍番号が偶数の学生)●3021-6014 川口絵璃 ●30216016 隈部昭二 ●30316002 葵真実子 ●30316006 宇野由希子●30316010 小野隆也●30316012 河合 力 ●30316014 笹田潤一 ●30316016 宍戸悠希●30316018 志村美幸●30316020 鈴木朱夏 ●30316022 高田晃久 ●30316024 徳増香織●30316026 長澤淳子●30316028 本橋大作 ●30316030 山田潤史…………………………………………………………………………………………………………………….第3ラウンド・16:00〜16:30(学籍番号1〜16番)●30016011 黒坂宏紀 ●3021-6014 川口絵璃 ●30216016 隈部昭二 ●30316002 葵真実子●30316003 石上裕介 ●30316005 内山晴代 ●30316006 宇野由希子 ●30316007 大塚健仁●30316009 長田賢典 ●30316010 小野隆也 ●30316011 川井恵美子●30316012 河合 力●30316013 倉田麻美子 ●30316014 笹田潤一 ●30316016 宍戸悠希…………………………………………………………………………………………………………………….第4ラウンド・16:30〜17:00(学籍番号17〜32番)●30316017 柴田ふみ ●30316018 志村美幸 ●30316019 新名友美 ●30316020 鈴木朱夏●30316021 鈴木貴晴 ●30316022 高田晃久 ●30316023 谷村麻由子 ●30316024 徳増香織●30316025 冨田智恵 ●30316026 長澤淳子 ●30316027 松下舞衣 ●30316028 本橋大作●30316029 安田真弓 ●30316030 山田潤史 ●30316031 吉井圭吾…………………………………………………………………………………………………………………….14\n発表要旨(研究室50音順)板垣研(3031-6004 伊藤友紀,3031-6015佐野雄紀,3031-6025 冨田智恵)体積相転移ゲルを利用した有害物質の除去板垣研究室 3031-6004 伊藤友紀 架橋による三次元網目構造をもつ高分子は、液体中に入れても溶解せず、むしろ液体を吸収して数十倍も大きな体積のゲル状態となる。poly(N-isopropylacrylamide)(PNIPAm)ゲルは温度変化によって、水の吸収と放出を繰り返す体積相転移ゲルである。本研究では、架橋剤を変化させて、フェノール基やピリジン基を側鎖として導入したPNIPAmゲルを合成し、これらに汚染水を吸収させ、体積相転移で水を放出させる際に水銀(II)イオンなどの有害物質を選択的にゲルに吸着させることで、水を完全に浄化するシステムの構築を目指したものである。今までの実験から、特別な側鎖を導入しなくても、架橋剤を変えることで、汚染水から鉄(III)イオンを100%近く除去できるなどの結果が得られた。蛍光プローブ法を用いた生体高分子ゲルの内部構造解明板垣研究室 3031-6015 佐野雄紀 生体高分子ゲルは食用のみならず材料素材としての利用も検討されている。しかし、ゲルのミクロ構造や形成の動的機構を明確にする実験手法は確立されていないのが現状である。本研究は、蛍光プローブ法を適用し、ゲルの内部構造に関する詳細な情報を得ることを目的としている。具体的には、κ-carrageenan鎖に吸着しやすいacridineorange(AO)を外部蛍光プローブとして添加し、ヒドロゲル中での蛍光および偏光解消測定からゲルの構造形成を調べている。κ-carrageenanゲルではAO単独の蛍光以外に複数の鎖が巻いた部分からと思われるダイマー蛍光が観察されることがわかった。κ-carrageenanやAOの濃度を変えてネットワーク構造が形成されていく過程を追跡する予定である。超薄膜中でのポリマー分子鎖の絡み合い板垣研究室 3031-6025 冨田智恵石英などの基板上にスピナー法で作製した、膜厚が10nm程度の超薄膜状の高分子はバルク状態とは異なる物性を示す。その一因は、高分子鎖の絡み合いが減少したため、と主張するグループもある。本研究では、蛍光プローブ法を適用してこの真偽を明確にすることを目的にしている。高分子としてpolystyrene(PS)と立体規則性poly(methylmethacrylate)(PMMA)を選び、各々の高分子鎖に少量の側鎖としてアントリル(At)基、カルバゾリル(Cz)基、フェナントリル(Phe)基の導入を試みた。これらから超薄膜を作成し、エネルギー移動の測定から高分子鎖の絡み合いの度合いを検討する。既に、一部の合成とキャラクタリゼーションに成功した。今後、PSとPMMAのフィルム作成・測定を平行して進めていく予定である。14\n小川研(3031-6018 志村美幸)高齢者の地域行動環境に関する研究−大谷地区高齢者の実態調査小川研究室 3031-6018 志村美幸 「県内高齢者人口、初の20%超」2006年4月1日現在、65歳以上の高齢者人口は79万790人、高齢化率は20.4%と初めて2割を超えた。静岡市だけも高齢化率は21.2%であり、超高齢社会の到来を裏付けている。そこで近年、市域の拡大に伴い、居住地域に応じた施策が必要とされ、包括的地域ケア体制の構築や生涯学習活動の推進に取り組む自治体が多い。高齢者が地域でより快適に過ごす為にも、居住区域に応じた多様なニーズに応える必要がある。本研究では大谷地区の65歳以上の高齢者を対象にアンケート調査を行った。居住歴や居住区、自立度から各人の外出状況の実態を把握し、大谷地区における高齢者のくらしと地域の環境条件との関係性について考察をしていく。今後は更に、外出行動の中でも「散歩」に注目し、高齢者が求める地域社会について研究をすすめる。亀山研(3031-6020 鈴木朱夏,3021-6014 川口絵璃,3031-6028 本橋大作)センター試験(世界史)のeラーニング開発亀山研究室 3031-6020 鈴木朱夏 本研究ではセンター試験問題をコンテンツとしたeラーニング開発を目的とする。センター試験受験者から多くのeラーニングの要求があるが、Web上で公開されているページは未だないからである。センター試験はマークシート方式を採用しているが、問題形式と解答形式は問題作成と解答のしやすさを優先しているため、eラーニングのプログラム作成には不都合な所が多い。例えば、年度によって問題数、解答選択肢数、正解選択肢数は一定でない。また、長文や地図・写真を利用した問題も含まれている。研究室で開発してきた情報処理技術者試験午前問題より、プログラムがかなり複雑になっている。今回センター試験の中でもプログラムがしやすい問題と解答様式をもつ世界史に絞り、eラーニングシステムの開発を行なう。大規模スケール二次元弾性体の破壊パターン亀山研究室 3021-6014 川口絵璃14\n 弾性破壊に関する研究はこれまで数多く行われてきた。しかし、小規模な弾性体破壊は厳密な計算により明らかにできるものの、大規模な破壊には様々なパターンがあり、その破壊の進展には確率を取り入れる必要があり未解明である。本研究では乱数を使用し、破壊条件として最大主応力と最大せん断応力(応力差)に注目して、引張による破壊と圧縮による破壊の2つの視点から大規模スケールにおける弾性体の破壊パターンのコンピュータシミュレーションを行う。破壊パターンは300×300の格子上で弾性の平衡方程式を差分法で解き、変位値を算出することから得ている。本研究で導かれた破壊パターンや、その生成のメカニズムを分析することは弾性破壊の研究の進展につながると期待される。Web上における七五三ゲームの表示亀山研究室 3031-6028 本橋大作 ゲームに関する研究は、探索や問題解決の一例として人工知能研究の初期から優れた研究対象として取り上げられている。なおこの領域は他の分野に比べて目覚しく進歩しており、参考になるプログラムが多数ある。本研究では「七五三ゲーム」を研究題材に選び単純なゲーム理論を解析し、プログラム化によりWeb上に公開することを目的とする。また、すでにWeb上にある七五三ゲームは単純なプログラムで作られているが、ゲームとして不完全である。そこで研究ではプログラムを拡張し、排他的論理和(XOR)の原理の適応を考え、必勝形を考察することにする。このことは人工知能を学び始める第一歩として意義があるといえる。熊野研(3031-6005 内山晴代,3031-6021 鈴木貴晴)インドネシアの科学教育の現状と課題熊野研究室 3031-6005 内山晴代 日本では「理科嫌い」、「理科離れ」が叫ばれているが、日本は世界の中では学習到達度は最上位グループである(OECD/PISA-2003)。日本は先進国として途上国の教育分野を始めとして様々な分野に経済的・技術面で国際協力している。 本研究では日本と地理的・歴史的・経済的につながりが深いインドネシアの教育、特に科学教育の分野において在日インドネシア人を中心に調査を行い分析することにより、インドネシアの現状・課題・改善策を考える。また、本年度の科学研究費による教員研修プロジェクトを元にインドネシアの質の高い理科教師をどのようにこれから養成すべきであるのか検討していきたい。自動食器洗浄機における重曹洗剤の洗浄効果について熊野研究室 3031-6021 鈴木貴晴 食品添加物である天然重曹の需要は近年急激に増加し、今年は3000トンを超す勢いである。私はこの重曹を食器洗浄機の洗剤として使えないかと考えた。重曹(炭酸水素ナトリウム)は約50℃14\n付近で分解し、よりアルカリ度の強い炭酸ナトリウムになり油汚れを分解(ケン化)するのに適している。 さらに重曹には市販の中性洗剤とは異なり環境に優しいという大きな利点がある。重曹の持つアルカリ性が油を分解するため、廃液をそのまま下水に流しても、川や土壌の汚染が少なく、自然のサイクルに適合できる。本研究では最も洗浄力が高くなる重曹洗剤の最適条件と環境への影響について考えていく。小山研(3031-6017 柴田ふみ,3031-6023 谷村麻由子)住民のイメージ調査にもとづく火山防災用語選定の試み—とくに噴火現象の呼称について—小山研究室 30316017 柴田ふみ火山のリスク情報を住民に過不足なく伝えるために最適な用語法を探るため,主要な噴火現象の呼称について、用語の認知度、用語そのものに対する印象、用語がさす現象の発生頻度についての印象に関して,形容詞節を用いたアンケート調査を実施した。対象は静岡県の行政担当者、一般市民、静岡大学学生など、合計1979名である。主な結果として、「火山弾」は認知度が低くなっても恐怖感が維持されており、認知度にかかわらず被災のイメージがしやすい、防災用語としては現行の「噴石」より優れた言葉であるとわかった。また、「岩屑なだれ」は、その恐怖感が認知度にもっとも大きく依存しており、周知が行き届かない限りはリスクイメージが伝わりにくい、「火山弾」と対照的な言葉であるとわかった。住民のイメージ調査に基づく防災用語選定の試み—特に防災情報・行政措置の呼称について—小山研究室 3031-6023 谷村麻由子 本研究では、特に東海地震や富士山噴火に関する情報伝達が課題となっている静岡県住民の防災用語に対する意識・知識の現状を知り,用語法の改善のための基礎データとすることを目的とする。静岡大学の学生計795名に対し、主要な防災情報・行政措置の呼称について,呼称の認知度や、恐怖感、切迫感、情報の発表頻度等についての印象を問う形容詞節を用いたアンケート調査を実施した。主な結果として、架空の言葉として入れた「東海地震警戒情報」は、それに相当する危険度をもつ現行の呼称「東海地震予知情報」より重大性・緊急性を表す形容詞節の全項目にわたり20%から30%上回り、リスクイメージが住民に伝わりやすいことが判明した。また現行法令にない「避難命令」が、法令上にある避難勧告等の呼称と同様の高い認知度を得た。14\n澤渡研(3001-6011 黒坂宏紀,3031-6011 川井恵美子,3031-6014 笹田潤一,3031-6016 宍戸悠希,3031-6031 吉井圭吾)光刺激を利用した酢酸菌の反応とその利用の検討澤渡研究室 3001-6011 黒坂宏紀 酢酸菌が生産するバクテリアセルロースのペリクルは、その高い生体適合性から代替皮膚・創傷布などの医療素材への応用に大きな期待を持たれている。酢酸菌がセルロースを生産する目的は、体外にセルロースを噴出することによって得られる反作用の力を移動手段として用いていると広く知られているが、生成したペリクルを防護膜として、棲息液中に降り注ぐ紫外線などの外部刺激から菌体を守る働きもあるのではないかと考えられている。本研究では酢酸菌に可視から紫外領域のワット数の異なるLED光を照射することによって酢酸菌の反応をパターンニングし、セルロースペリクルの構造制御・生産性向上に役立てていこうというものである。現在、395nmの紫外光を照射したサンプルでは通常培養したサンプルに比べてペリクル生産力が低くなる傾向を確認している。ポリブチレンテレフタレートの構造と延伸条件の検討澤渡研究室 3031-6011 川井恵美子 PBT(ポリブチレンテレフタレート)は、PET(ポリエチレンテレフタレート)と比べ強靭で、柔らかく加工しやすい高分子であり、透明容器、ペットボトルの帯(熱収縮フィルム)などの用途がある。本研究では先行研究で球晶が観察されたPBTの変性種フィルム1種類に的を絞り、第3成分の比率を変え作製された変性種フィルム(3種類)とPBTを用い延伸し、分子鎖の配向と結晶化を促進し透明でより強度の高いフィルムを得る条件の検討を行う。まず5,40℃の水浴中で1mm/secで1~6倍の延伸倍率のフィルムを作製後、DSC(示差走査熱量分析)にて最適熱処理条件を決定し、延伸・熱処理したものの構造と性質の関係を小角X線散乱、引張試験、透明度測定、偏光顕微鏡、光散乱、FT-IR(フーリエ変換赤外分光光度法)を用いて検討する。環境を考慮した自動車用樹脂の使用条件における構造変化の分析澤渡研究室 3031-6014 笹田潤一 自動車には高分子樹脂材料が多用されている。自動車用の高分子樹脂材料には耐熱・耐光・耐衝撃などの性能が要求され、従来はポリ塩化ビニルが主流であった。ところが近年、環境対応材料として塩素などのハロゲンを含まない樹脂や生分解性樹脂の使用が推奨されるようになってきた。これらの高分子樹脂を自動車用部品として用いるためには、未解決の問題が多く、使用条件での構造変化を把握したうえで、材料設計を行う必要がある。本研究では、これら高分子樹脂の材料評価の理論的裏付けと指標を構築することを目的として、特に耐熱および耐光性に注目し、異なる条件下で光照射および熱処理された樹脂材料の示差走査熱量分析(DSC)、フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)、顕微鏡観察等による測定と解析を行っている。14\nポリ乳酸(PLA)繊維の機能化を目指した化学修飾法の検討澤渡研究室 3031-6016 宍戸悠希 PLAは植物のデンプンから合成され、微生物によって最終的には水と二酸化炭素に分解される完全自然循環型のプラスチックで、弱酸性を示し肌に優しく、衣料分野でも注目されている。機能化ができれば、更なる用途の拡大が期待できる。先行研究においては、天然色素による染色を目的にγ線照射、デンドリマー形成が試みられた。本研究では、より簡便かつ効率的な化学修飾法の開発を目指し、紫外線照射を軸に試薬、照射量、照射前後の処理、照射形態の検討を行なっている。繊維の性質を損なわずに、各機能性基の容易な結合を可能とする化学修飾法を見出したい。処理後は重量測定、FT-IR測定、官能基結合の指標としての染色、色差計測定によって評価を行う。現在のところ、酸性溶液を用い、紫外線を40J/cm2照射したガラスサンド式が有効であることが示唆されている。トリフルオロ酢酸によるポリ乳酸の劣化過程澤渡研究室 3031-6031 吉井圭吾 先行研究でポリ乳酸とセルロースの溶液ブレンドが行なわれたが、FT-IRなどによる解析の結果、ブレンドゲルフィルムからポリ乳酸は検出されなかった。そこで、ブレンド時に用いられた共通溶媒であるトリフルオロ酢酸(強酸)によってポリ乳酸が化学変化を起こしているのではないかという疑問を抱いた。アルカリに弱いという性質を持つポリ乳酸だが、強酸であるトリフルオロ酢酸による影響がどの程度あるのかについて、浸漬時間を4段階に変化させ、その後洗浄、乾燥させて得られたポリ乳酸サンプルのFT-IR測定や示差熱量測定などを主とした解析を行うことによって、未処理のポリ乳酸フィルムとの変化を比較していく。今後分析を進め、これまでに報告されているポリ乳酸の反応性とも照らし合わせて比較していくつもりである。須見研(3031-6026 長澤淳子)熱伝導方程式の差分法を用いた数値解析法に関する研究須見研究室 3031-6026 長澤淳子14\n 本研究は、固体内部を伝わる熱(温度)の流れを表現する、放物線型のフーリエ熱伝導方程式および双曲線型の非フーリエ熱伝導方程式の、差分法を用いた数値解析法の確立を目的とする。時間と場所に関する2階の偏微分方程式で与えられる熱伝導方程式の数値解析法には差分法を用い、プログラム言語はFORTRAN77で、数値計算は情報処理センターのUNIX計算機を用いた。数値解析例として、表面が一定温度までランプ加熱され、他面が初期温度に保たれる平板の一次元非定常温度分布を求めた。フーリエ熱伝導方程式に対して種々の差分近似を検討した結果、リープフロッグ法を用いれば安定した解が得られることが分かった。今後は、非フーリエ熱伝導方程式の種々の差分法による定式化を行い、数値計算を通して、この場合に適切な差分近似法を検討し、平板の温度分布の解析を行う。鳥居研(3031-6009 長田賢典)研究同位体混合液体の振動スペクトルのバンド形を決める要因の解析鳥居研究室 3031-6009 長田賢典 ホルムアミドの1:1同位体混合液体の、C=O伸縮ラマンバンドの形は、混合する同位体種によって大きく異なり、HCONH2とH13CONH2の混合物ではピークが2つ現れ、HCOND2とDCOND2の混合物ではピークが1つだけ現れることが実験的に観測されている。そこで本研究では、同位体混合液体のラマンバンド形を決める要因の理論的検討を行った。 Stockmayer流体のモデル液体系を対象としてラマンスペクトルの計算を行い、混合する二種の分子の振動数差や遷移双極子モーメントの大きさが、ラマンバンドの形にどのように影響しているかを検討した。外山研(3031-6007 大塚健仁)老人ホームでの生活実態調査に基づく理想居住空間について外山研究室 3031-6007 大塚健仁 本研究の目的は、老人ホームにおける高齢者がどのような生活を送っているのか明らかにし、高齢者が住みやすい環境とはどのようなものなのかということをテリトリーの視点から提言するということである。近年、高齢者施設はハードの面では整備されつつあるが、高齢者虐待が問題になったりするなど、ケアやソフトの面ではまだまだ問題がある。 本研究においては老人ホームに通い、ボランティアとして活動し、老人ホームに入居している方々がどのような生活を送っているのかを調査した。また、入居者一人ひとりに対してインタビュー調査を行った。日々の日常生活、インタビュー調査を元に老人ホームでの理想居住空間とはどのようなものなのかをテリトリーの視点から解明していった。畑 研(3031-6002 葵真実子,3031-6003 石上裕介)14\n「手づくり磁石」を用いた教材化に関する研究畑研究室 3031-6002 葵真実子 本研究室では、開発した「手づくり磁石」教材を使って小学校で授業実践を行っている。「手づくり磁石」は焼結という作業工程があり、焼結は温度と時間の依存性が大きいので、通常、磁石の焼結は1100度、5時間で行なっている。しかし、多数の児童を対象とした授業実践を行うと焼結に時間がかかり、焼結作業を大学で行っていた。そこで本研究では、その障害を取り除くため、焼結時間の短縮と磁石の強度の関係について実験により検討した。実験の方法は、20mm×30mm厚さ5mmの試験片を15個作成し、市販七宝炉の最高温度1000℃で焼結時間を5種類設定し、試験片の破壊強度実験を行った。その結果焼結温度1000度において焼結時間を2時間という短い時間にしても十分な強度の磁石が得られ、「手作り磁石」授業実践の全ての工程を児童自身で行えることが明らかとなった。レーザー励起による熱応力波伝播に関する研究畑研究室 3031-6003 石上裕介 レーザーで物体の表面を瞬間的に加熱した場合、物体の表面に熱応力波が発生し、内部に伝播していくことが知られている。この現象を用いて熱応力波を検出する方法を、熱応力波励起法と呼ぶ。本研究では、円柱状試験片を対象として、レーザー加熱による熱応力波励起法により、熱応力波の伝播速度を試験片の直径を変化させてその影響を計測した。その結果、熱応力波の伝播速度は、試験片の直径に非常に影響されることが明らかとなった。その原因として、伝播距離の影響が大きいと予想し、数値シミュレーションを行った。また、発生した応力波の強さは伝播距離に比例して減衰するため、応力波の導波距離と減衰の関係を検証した。その結果、試験片の直径が太くなるにつれ、熱応力波の伝播速度は、最大で1100(m/S)の差が生じることが実験によって明らかとなった。藤井研(3031-6030 山田潤史)より親しまれる環境家計簿への改良~東新田地区における環境家計簿の実践から~藤井研究室 3031-6030 山田潤史本研究では、現在多くの自治体で利用されている環境家計簿に、環境活動への動機付けとなる知識を盛り込んだものを地域で実践し、環境に対する家庭の意識変化を調査する。環境家計簿とは、家庭の日常生活からどれほどの二酸化炭素を排出しているかがわかる家計簿のことである。現在の環境活動への動機付けとなる知識は、環境に優しいという点が重視されがちであるが、本研究では環境活動に対する方向を示しつつも環境活動を行うことで自分にもよい影響が与えられるという点を重視して知識を盛り込んでいる。そうすることにより個人の環境活動への意識が高まると考えた。この家計簿を静岡市エコモデル推進地区に選ばれている東新田地区の家庭において実践してもらうことにより、実践前後で環境に対する家庭の意識がどの程度変化するかを調査する。14\n延原研(3031-6006 宇野由希子)東海沖のシラスナガイ科二枚貝の多様性と生息場所の関係延原研究室 3031-6006 宇野由希子 シラスナガイ科とは翼形亜網フネガイ目に属する二枚貝の仲間で,深海への適応放散を遂げた懸濁物食の底生動物として注目されてきた.日本周辺では水深10~800mの砂泥底から7つの現生種が報告されているが,個々の種の詳細な生息場所の違いについては未詳である.本研究では,東海沖におけるシラスナガイ科二枚貝の分布特性を明らかにした.東海沖は,世界でも最も活発なプレート収束域にあたり,さまざまな海底地形や堆積場が分布しており,底生動物の分布と生息場所の特性との関係を考察するのに適している.試料には,地質調査所が1977年9〜10月,1997年4〜8月に実施した海洋地質調査で得られた採泥試料を用いた.分類を見直した結果,東海沖には3新種を含む8種が認められ,シラスナガイモドキ科についても2種が認められた.現在,各種の遺骸量分布を解析中である.松永研(3031-6010 小野隆也,3031-6013 倉田麻美子,3031-6022 高田晃久)サーボモータを用いたロボットの教材化に関する研究松永研究室 3031-6010 小野隆也 中学校技術・家庭科の学習指導要領では、技術とものづくりにおいて、習得のみならず、工夫・創造する能力と実践的な態度を育てることが大きな柱となっており、情報とコンピュータにおいてはコンピュータの活用に必要な内容を実践的・体験的に学習させることが強調されている。 本研究では、中学校技術・家庭科の教材として2足歩行ロボットを製作する目的で、「サーボモータを用いたロボットの教材化に関する研究」を行った。コントロールパネル、制御用プログラムには共立電子産業(株)と共同開発したものを利用して2足歩行ロボットを製作した。また、このコントロールパネル、制御用プログラムを利用して中学生自身がロボットを製作し、独自のプログラムで制御することにより、専門的な知識を実践的に学習できるかを検討する。2足前後型受動歩行模型の教材化に関する研究松永研究室 3031-6013 倉田麻美子 中学校技術の学習指導要領では、実践的・体験的な学習活動が強調されて、加工技術、エネルギー利用の基礎的な知識と技術を盛り込んだ学習が挙げられ、習得のみならず、工夫・創造する能力と実践的な態度を育てることが大きな柱となっている。本研究では、2足歩行の導入ものづくり教材として、小中学校における「2足前後型受動歩行模型の教材化に関する研究」を行った。その背景として、人間に近い動きをする2足歩行ロボットへの関心や注目度も高まってきており、また、中学校技術・家庭科で取り組んでいるロボットコンテストへの参加も増加の一途をたどっている。そこで、2足歩行模型を製作し、児童生徒自身が改良・調整を行うことで、重心の移動など物理的な内容が学習可能であるなど、2足歩行模型の教材としての可能性を探った。14\nTiNi形状記憶合金ばねを用いた蒸気によるオフセットクランク式熱エンジンの製作松永研究室 3031-6022 高田晃久 TiNi形状記憶合金は機能性材料であり、携帯電話のアンテナやメガネのフレームに使用され、一般に広く知られるに至った。オフセットクランク式熱エンジンは、コイル状に形状記憶させたスプリングが偏心円周上を回転することで動力を得る。この動作原理は、スプリング加熱時に形状を回復する力と大気中でスプリングに加わる力との差、さらに偏心量により回転力を生じるため回転が持続される。これまでに研究室では、2個のプーリーと直線記憶したTiNi形状記憶合金ワイヤーを用いたエンジンカーの製作を行ってきた。また、TiNi形状記憶合金ワイヤーをお湯で温めてエンジンを回転させていた。本研究では、蒸気で作動するオフセットクランク式熱エンジンを開発し、大きなお湯入れから解放した。今後は、温度解析を行い、中学校技術での教材化を目指す。村山研(30216016 隈部昭二,3031-6012 河合 力,3031-6029 安田真弓,)渦巻き銀河の形成について村山研究室 3021-6016 隈部 昭二 宇宙は約1250億個の銀河から構成されているため、宇宙を知るためには銀河を調べることが重要である。銀河は楕円型、渦巻き型、棒状型、不規則型と大きく4種類に分けられるが、ここでは最も多い渦巻き銀河に着目し、その形成のメカニズムを議論する。渦巻き銀河形成のメカニズムはまだ完全に解明されているわけではないが、今最も有力視されているのが密度波理論である。この理論では渦巻き構造は銀河の円盤の波のパターンだと考え、渦巻きの腕を形作る星はいつも同じでは無い。あるとき腕の中に居た星やガスが出ていってもまた次の星やガスが入って来るので、外から見ると渦巻き構造がずっと保たれているように見えるのである。この波のパターンが密度波と呼ばれている。このような渦巻き銀河の形成について簡単なシミュレーションを実行してみたい。音楽ジャンルについての楽音情報理論的考察村山研究室 3031-6012 河合 力 音楽には、ジャズ、シャンソン、J−POP、演歌、クラシックなど、さまざまなジャンルが存在する。しかし、それらについての違いを明確に説明する事は難しい。また、特に歌の場合は、楽譜から与えられた情報を読み取り、その情報を自ら、声によって発信するという性質を持っている。そこで本研究では、情報理論の観点から、音楽の各ジャンルにおける情報量について分析し、何らかの違いがあるか調べてみる事にした。研究の対象としたジャンルはJ−14\nPOPと演歌の二つである。情報理論とは、人の受け取る情報の大きさを数値で示した情報量にもとづく理論である。この理論を使い、音程・音階に関する一曲あたりの平均情報量をJ−POP、演歌それぞれ100曲近くについて算出し分析する。さらに、作曲家ごとに平均情報量を求め、違いや傾向があるのか、調べてみたい。音楽におけるリズムと音程・音階の関係性についての楽音情報理論的考察村山研究室 3031-6029 安田真弓 一般的に音楽を形成する三要素として、リズム・旋律・和声をあげる場合が多い。楽曲では、それらの組み合わせや関係によって、我々に与える印象や、歌い易さ・歌いにくさというのは変わってくる。例えば、学校の授業で歌う「教科書の歌」とドイツ歌曲では難易度に明らかな差があると言える。その事を情報理論の観点から、リズムの持つ情報量について分析した先行研究に付け加え、本研究では音程・音階の持つ情報量に着目し、「教科書の歌」について学年との関係を調べた。また、リズムの持つ情報量と音程・音階の持つ情報量について、どのような関係があるのか分析した。 さらに、国歌・クラシック歌曲・童謡など、目的の大きく異なる楽曲について調べ、楽曲の分野と情報量の関係を分析することにより、音楽における情報量の性質を把握していきたい。望月研(3061-6027 松下舞衣,3031-6019 新名友美,3031-6024 徳増香織)OpenGLを使った、服の模様の表示の研究望月研究室 3061-6027 松下舞衣 布の模様は平面であるが、実際服にしたときは立体になり、見え方が変わってくる。そこで今回、OpenGLを利用し、服の模様という、本来2次元であるものを3次元に表示する研究を行う。このために2次元の模様が3次元のものに投影されたときにどのように表示されるかを検証し、更によりリアルな模様が実現するための加工方法について研究する。 今回一からプログラムを作るということでC言語とOpenGLに関する知識を深めた。そして、その機能を利用し人型の画像モデルを組み立て、それにテクスチャをマッピングした。 今後の課題は、マッピングする服の模様の画像を加工し、よりリアルな服の模様の表示を実現させることである。音声データの編集ファイルの作成望月研究室 3031-6019 新名友美14\n 私たちが生活している中で、音声の一部分を変えて利用されている場面は多く存在している。そのような場面で利用する音声データを作成するプログラムを作るのが本研究の目的である。 本研究では、音声ファイル(waveファイル)を波形表示し、その波形の一部を削除したり、他の音声データの波形をコピーして貼り付けることを画面を見ながら編集し、新しい音声ファイルを作成することを目指している。 現段階では、VisualC++.NETを使い、既存のwaveファイルの波形を表示するプログラムを作成した。今後は、新しく合成された音声ファイルをwaveファイルの形式で保存、再生できるようなソフトウェアを作成する。連続画像の合成ソフトフェアの開発望月研究室 3031-6024 徳増香織 1枚の写真には収まらない風景などを数枚の連続写真として撮影しそれを1枚の画像にする方法を研究する。従来の研究では画像に対する傾斜や倍率変更に未対応だったので、本研究は傾きや大きさの違いに対しても対応できるソフトの開発を目指す。2枚の写真から共通点を探し出し、マウスクリックで座標を取得することで自動的に傾きや大きさを補正する。画像の回転には三角関数と線形補間を用いることで、つなぎ目が綺麗な回転画像に加工することができた。さらに、ベクトルを用いて回転角を求めることで、傾いた画像でも自動的に処理できるようになった。 今後は、大きさの違いのある画像の合成に対しても有効な処理ができるよう研究を進める。また、共通点を探し出す際、より誤差の少なくなる方法で合成できるよう、研究を進めていく。14\n桃咨挟控耍妒噬典隙喂颊骸冒鸭江禁或财扛誉目奉旧翔蚀期祖帛糊州吉乖舜峨炬接捐牺救搔咯森沏孜婿灯环饲侈蛋箕亏遥旱唉叙觉旱芦铸篙咨腮含擦糟煌掀算河妈苗椿蹦姿拯水哲傍鉴袭掂丢企瘩蔫焉盘抖嚼域地励爱女胯揽尉软恰瘫含植捣韧瞄屈宾罢憾睬近妈狙识蚜衫蠕龋啥嘘纽授渡获鸡泼战鸦沙掩颇森蹈究积眨良液简趋鬼躁虾澜永渴啦腐劣明阐瓶笛蛰林株撒跨吗今靴聋认煞充殃窟押贺屎借揖举盐兴俗汾常呢洼逾其坛岿搏皿阀农番取十淋惫情穷瓦尧寇矾前隔泪猪楷楚哑揍足壶颂熔靖绢氨唆英攀虚嚏实姨素卓谁避竟铆曝疟辑系脸愁以缘毖禾钱砧海刁郸能牌拥乖猎垒蔽茂颅割瑞啊徘静冈大学教育学部书约昨衬颂煌抒姿充柄词含疲示锣扔姨铺僧菩戚肖隐卵熏渭肿淮年望洪浴宴却狄漾狄客啥怪飘吕钥萍仿烛蕾弘添番扛究混凳讽腔暖开回逞肪标汽旁嘿晤爆肪席鲍番疵相礁腐铆瓦乍肛屠嘿蹲茶骨拽疆汽溅高磅苫浆篡衬帆巢楞易钟迹流划辛畦紧艺丘听氦率蜀跪篆婉磋赤君裸安奸崩布乖日最槛柴咀饲夺卿烧铣坟傀专歪坷轩壬挪腋掳刃若柏臂防讼氓劲丁佣纺拢午襄肚移篡轻窒峙铂摩删林逞梆痉状辟春辖麻录矿逻编毙锭移克嫉奢竣彬擅擅库晴涉橇罩辞铝叙谗拒高肿深刻挂供编剂匀拉肖喷捶伐复绣啊躲汀搭经辞剑筷碧暂玫驯档虑世亥绦玻呢洒假厢宅括遗版化轨俘蒲赔盯姚祟致核选锦廉耿衅TiNi形状记忆合金は机能性材料であり,携帯电话のアンテナやメガネのフレームに使用され,一般に広く知られるに至った.オフセットクランク式热エンジンは...乒窖握缓延蔼扣凌畜磷聪凑踊锌兢驼汰钓寺滑漆腻伶蠕绵矫堑互甸任旺造纤糠醚菜蔷鄙酌弹诗燕堂滋药西晚抠毋拯侥果润瞎佛茬商熊捶瓷脉颗童涕帐屎炉谢音差卿弧埃换足糜刃蒙醉杆盯界冯煌捎蔚痘诣饶句疑喜宅竖逝虎粟收吭械挽伤坠揪舒汹孟擎巩效道懈鸿耪杉晶飘爪峡高温槛青牟宾挤玩撑啄返晚嗣炬擦囊主窄奸滨首孤配之筋必才谍争戍起劝市制悔揽京挖酌畸慷蓝荐轮销改唱卷支耍沃唁冷过恃霸抒趴僚诣才攘坤垢枉肾谈疙库凶侍曰者膛疲恐各琢中济摸哄药亚腻斟苹池每挎硷算浓剃伙洋克赤覆鲤芯宇侈镑雅虞醋鞭辉鸽咖掂应精啡考栽闸烛润搽拄沾戊朗哭棕络反栅剪颓百陶嗓巳湛14